素材について

Made by love

革の歴史は石器時代(約200万年前)まで遡ります。このように人類にとって、革という素材は、生活に根付いて現代まで共に歩んできました。

靴やベルト、バッグや財布など、本革が欠かせない商品群は、革であるが故に職人によってハンドメイドで生産されています。

工場といっても職人が50名以下の小規模工場もあれば、3000人を超える大規模工場もあります。

わたしたちの工場は、規模でいくと職人が100人以上300人未満の中規模工場で商品を製造しています。

このくらいの規模の工場の場合、多くの工場は自動で縫うミシンに頼り、商品を沢山作ることを目的に製品を作るところが多いのですが、

私たちの工場は、全ての工程でハンドメイドで製品を作っています。

また多くの工場が、タンナーメイドのレザーを使用しますが、私たちは製品の特性をとらえる為に、自社オリジナルレザーを開発しより職人が製品を作りやすいように

素材の開発に多くの力を注いでいます。

皮から革へ

天然シボというのは、その名の通り、シボを天然加工で仕上げるので、製品にとっては効率が非常に悪く、使えない部位が出てくるため、利益率も非常に悪い素材になっています。革太鼓を回して自然に皺を付けるのですが、太鼓の回転数が季節やロットによって異なる為、職人の腕に左右されるレザーです。

天然加工ということだけあり、風合いもナチュラルで優しい雰囲気になります。


革太鼓